よく聞かれることと対策について
薬剤師として新たに活躍できる場を探し、転職をすることは今の時代では珍しいことではありません。その際に避けては通れないのが面接であり、質問されることを事前に考えてから受け答えの対策をしておくことが大切です。
退職理由と志望動機は定番の質問
なぜ今まで働いていたところを辞めるのかという退職理由と、数ある会社の中からなぜここを選んだのかという志望動機は必ず聞かれる定番となっています。志望動機に関しては就職活動時にも考えたことがあるはずであり、思い浮かびやすいですが、退職理由となれば答えにくいと感じるのではないでしょうか。
退職理由と志望動機によって、採用の有無に大きな影響を与えることになるので、よく考え対策しておかなくてはなりません。自分の都合だけの理由と同期にはしないということが必須となります。
給与の低さや人間関係のトラブルといったネガティヴな内容は、採用に有利につながることはないので気をつけましょう。
長所や短所と自己PRも定番の一つ
短時間でどのような人物かを判断することはそう簡単なことではなく、自分自身でしっかりと自分の良いところを伝えることが必須となってきます。自己PRは最初か最後に必ず行うものであり、自分自身のことを理解しているということを伝えるようにしましょう。
長所や短所も必ず聞かれます。自らのことは自分自身が一番わかっていると考えてしまいがちですが、いざ自分の長所や短所を他人に伝えるとなるとうまく伝えることができないという人が大半です。短所には改善策も合わせて伝えるようにしておきましょう。
採用したいと思わせるためには、短所も長所の一つとなるように伝えることがポイントとなります。
逆質問の内容も考えておくようにする
最後には会社に対して聞いておきたいことはないかと聞かれることが多く、これで的外れなことを聞いてしまわないように気をつけなければなりません。とっさには何も思い浮かばないという人が大半ですが、何も聞かないと対して会社に対して興味がないと思われてしまいかねないので、事前にいくつか聞きたいことをピックアップしておくようにしましょう。
その際に会社のホームページを見ればわかるようなことを聞いたり、給与や休日に関することを聞くのは良いとは言えません。無いと答えるのは勿体無いことだということを頭に置いておくようにし、いくつか聞きたいことを準備しておくようにすることが大切です。