出向という働き方の薬剤師とその主なメリット
薬剤師の働き方は色々あります。正社員だけでなくアルバイトなどがありますが、派遣の求人を探している方も少なくありません。いわゆる出向です。この雇用形態の場合は、まず所定の会社でスタッフ登録の手続きを済ませる必要があります。
スタッフ登録の申し込みから勤務スタートまでの流れ
登録申し込みから勤務開始までの具体的な流れですが、まずは登録会社への連絡です。電話やWEBなどで、登録したいという旨を伝えます。その場合は登録会社での面談を受ける事になるので、面談日の持ち物などが伝えられます。
そして当日は登録会社のコーディネーターと面談を受けますが、仕事探しの希望条件などを伝える訳です。そして登録手続きが済むと、条件に合う案件が随時紹介されます。それで紹介された企業のオフィスなどで顔合わせを行う訳です。
いわゆる面接です。その面接で特に問題なければ、改めて紹介先の企業で働く事になります。この場合は、給料を支払うのは紹介会社です。紹介先ではありません。A社に登録したBさんは、Cという出向先で働く事にはなります。給料を支払うのはC社ではなく、A社になる訳です。この点は、通常のアルバイトや正社員とは大きく異なります。
福利厚生は充実しているので安心
上述の出向という雇用形態には、様々なメリットがあります。その1つは福利厚生です。それは薬剤師の仕事を探す時のポイントの1つでもあります。多くの方々は仕事探しをしていますが、福利厚生が充実しているかどうかを基準に、求人探ししているケースも少なくありません。
現に勤務先によっては、たまに福利厚生が充実していないケースもありますから、慎重に選ぶ方が良いでしょう。その点、上述の出向という雇用形態は、福利厚生は特に問題ありません。
その雇用形態ですと、登録スタッフは必ず社会保険に加入する事になります。ほぼ義務付けられている訳です。
アルバイトやパートよりも時給が高め
ところで上述の出向の場合は、時給計算になります。月給ではありません。時間給で働くなら、パートやアルバイトという選択肢もあります。ですがアルバイトではなく、あえて出向を選んでいる方も多いです。というのも出向ですと、総じて時給の数字が高めです。
この薬の職種の場合は、アルバイトですと時給が1500円前後になってしまうケースも多々あります。その点出向なら、更に多くの収入が期待できます。勤務先によって異なりますが、時給3000円ほど支給されているケースもあります。
多くの収入を稼げるのは、出向という働き方の魅力の1つです。