希望する職場に採用されるために準備しておくこと
薬剤師が面接を突破して希望条件に合った職場への転職を成功させるためには、事前の準備が欠かせません。採用担当者に聞かれる項目は事前にある程度予想ができますので、それぞれの項目に対して答えを用意しておけば、慌てることなく余裕を持って当日を迎えることができます。
志望動機を答えられるように準備しておこう
面接の際に採用担当者に必ずと言っていいほど聞かれるのが志望動機です。どうしてこの職場を志望したのかを聞くことで、採用担当者は自社に合っている人材かどうか、一緒に働きたい人材かどうかなど、様々なことを判断すると言われています。
あらかじめ応募先がどのような人材を求めているのかを確認して答えをまとめておけば、的確に答えることができます。さらに、応募先がどのような職場なのかをホームページなどで調べた上で、どうしても応募先でなければいけない理由を明確に示すようにしましょう。
自分がこれまでの業務で培ってきたことや持っている資格を応募先なら活かせるということを、自分らしい言葉でわかりやすく伝えることが大切です。
退職理由を伝えるときに気を付けたいこと
前の職場を退職した理由も、採用担当者に必ず聞かれる項目の一つです。退職した理由を伝えるときは、できるだけポジティブな言葉で伝えることが大切です。採用担当者は長く働いてくれる人材かどうかを確認するために退職理由を質問しているため、ここでマイナスな言葉やネガティブな理由を述べてしまうと、あまりよいイメージを持ってもらえなくなるからです。
人間関係のストレスや給与面の不満、忙しさといったマイナスの退職理由はできるだけ避けて、これまでの経験を活かしてステップアップしたいなど、ポジティブな理由を伝えるようにしましょう。
自己PR、長所と短所も的確に伝えよう
また、自己PRを述べるように言われたり、長所と短所を質問されることも多いです。いずれも採用担当者にとって、その人のことを知るきっかけになる項目なので、事前にしっかり準備をしておくと安心です。
たとえば、自己PRは1分ほどで、自分という人間をわかりやすく伝えるように準備しておきましょう。あれこれ伝えるのではなく、自分の強みやこれまでどのような経験を積んできたのかをポイントを押さえて伝えるように意識することが大切です。
このとき、応募先が求めている人材像に合うようにアピールできれば、採用担当者によい印象を与えやすいと言われています。ちなみに、自分の短所を言うときは、単に短所のみを伝えることを避けて、自分が感じている短所を改善するためにどのような対策をしているのかを併せて述べることも大切なポイントの一つです。