スキルアップや自分を高める為に通う人が多い
薬剤師として働きながら、更に大学院に行って研究を続ける人もいますが、仕事をしながら学ぶことは可能でしょうか。大変ではないだろうかと考える人も少なくありませんが、実行している人の意見や反応などを確認し、行く場合の参考としてください。
働きながら学校で学ぶ事は可能だ
結論から言うと、働きながら院で研究を続けることは可能となっています。理由のひとつとして、院に通いながら働ける時間と金銭的な余裕ができるからです。資格を持っている場合、正社員として働くことによって年間約500万円程度の月収を手に入れることが可能となっています。
また、非正規の勤務形態であっても、月額30万円以上稼ぐことは可能です。そのため、経済的な余裕ができていること、他の医療関係の資格を持つ人のように夜勤や休日出勤をする割合が少ないため、時間の余裕があるといえます。
働きながら学費や生活費を捻出することができるため、研究のために通うだけではなく、修士・博士号取得などもできるでしょう。なお、大学院の薬学部の場合、学費がそれほど高くありません。大学時代よりもはるかに安いため、働きながら通うことが可能となっています。
なぜ働きながら大学院に通うのか
働きながら通う理由のひとつとしては、薬局などで勤務するのではなく、もっとランクが高い年収がもらえる働き方をしたいという人が少なくありません。修士や博士号を取得して、製薬会社や研究職に就くことで、年収アップを目指したいと考える人が多いことです。
もちろんそれ以外にも理由はあり、研究を続けることによって今まで未知の存在だった病気を治すための薬を発見することや、新たな研究結果を目の当たりにできることが挙げられています。研究結果を学会で発表することによって、海外の大学からのスカウトが来る可能性もあるといわれており、いずれにせよキャリアアップできる未知につながるといえるでしょう。
なお、薬局などで博士号を取得した人物が勤務する場合、初任給が高くなります。また、キャリアアップを目指して更なる資格を求めて転職する人も多いです。
どんなところにある院に通うべきか
出身大学の出身研究室のサポートが受けられるようであれば、出身大学の研究室で院に通うことが一番メリットが大きいといえます。ただし、必ずしもそれが正しい選択肢ではなく、魅力を感じる研究をしている別の大学の教授に師事する人もすくなくありません。
自分が学びたい研究について学習できる環境が整っている場所ならば、通いやすいといえるでしょう。