お金に優先するものは仕事のやりがいとか達成感です
少子高齢化の時代を反映して医療ビジネスがこれから伸びていくビジネスとして大きく注目されています。その頂点は医者とかドクターと呼ばれる人たちです。それらを支えている人たちが例えば看護師とか薬剤師になります。薬剤師の収入なんですが、その勤務する場所と地位によって変動します。ざっくりとした話では500万円から800万円の年収を稼ぎ出しているということです。この金額はある面でとても大きいということができます。勤務時間の長さなどを考慮しても、それはやはり高額な収入であるということができます。
特殊な技能を持つ職業はとても頼りになります
この種の職業についている人たちのサラリーは地域や年代や性別によって様々です。都道府県別にみた 平均年収とか、その分析結果が出てきています。やはり年間の平均収入が高いのはダントツで東京都です。ついで大阪とか、名古屋などの大都市圏が入っています。
全国平均で考えた場合には平成25年度から平成28年度にかけて550万円から600万円といったところです。女性が多い職業ですから、この金額についてはかなり高額な金額であると言わざるを得ません。普通の女性が一生懸命働いても一年間に300万円を稼ぐのがやっとであるというところではないでしょうか。
そういう意味では特殊な技能を持つ職業というのは、とても頼りになるものです。
薬剤師の給料を時給に換算すると1時間2000円
ここに面白い厚生労働省発表の賃金構造基本統計調査の結果が出ています。例えば20代の薬剤担当者の給料を時給に換算すると1時間あたり2000円となります。
そのデータの計算ベースは1日8時間労働で週5日勤務するということです。月換算にすれば176時間の勤務ということになります。176時間で1時間あたり2000円ということになれば、その月収は35万円ということになります。
そしてその年収は420万円ということになります。ですから例えばそれが500万円だとしたら、同じ職業についている人たちの中でも給与の金額が多い方ではないでしょうか。
一番大切なのは仕事のやりがいとか達成感です
これらの人々の給与の金額は働いている場所にもよります。収入が比較的低いのは 病院勤務でその収入は年間で450万円です。調剤薬局になると年間の収入が500万円となります。そしてドラッグストアはその金額をしのぎます。
ドラッグストアでは年間の収入が650万円となっています。一番給与が高いのは製薬会社で年間の収入が720万円となっています。お金が全ての世界ではないですが、やはり給与は高いほうが良いに決まっています。どの職場を選ぶのかは、やはり、もらうべき給与のことも考えて最終決定をすべきではないでしょうか。
ですが一番大切なのは仕事のやりがいとか、達成感とかいったところです。こちらの方がお金より重要だと思います。