働き方や勤務先をうまく選ぶ必要がある
普通に正社員として働くと、社会保険料や税金などが徴収されるでしょう。でも短時間労働などであれば扶養に入れてお金を節約できた利もします。色々なケースで自分が取るべき選択肢をうまく考える必要がありそうです。
勤務できる時間が少ないなら事前に相談
正社員として仕事をするとき、新入社員でもそれなりの給料が得られるために扶養対象になる可能性は少ないです。税金にしても社会保険にしても自分で払っていくことになるでしょう。一方主婦をしていて空いている時間に少し仕事をしようとするときはいろいろ注意が必要になります。
結婚前などに薬剤師として働いていた人が出産後などにアルバイトをすることがありますが、あまり長く働き過ぎると扶養控除の条件を満たさなくなります。もし勤務時間が短いなら職場に条件以上の仕事をさせないよう相談しておくと良いでしょう。
能力があったりするともっと仕事をしてほしいと言われるときがありますが、事情を伝えておけば仕事を増やされたりはしないでしょう。
勤務できる時間が十分にあるときの判断
結婚をしたくらいなら正社員で仕事を続けられますが、出産と子育てとなると仕事をセーブして家庭を優先しようと考える人もいます。薬剤師は正社員でもアルバイトでも仕事ができるので、職場に相談をしたり転職をしたりして調整をするとよいかもしれません。
子供が小学校に上がるくらいになると子育ても楽になり自由になる時間が多くなります。このときは扶養控除を気にせず働くのも視野に入れると良いかもしれません。
自由な時間が多ければ勤務時間も多くなり、社会保険などでは扶養対象から外れるケースも多くなります。税金の恩恵を受けようと仕事をセーブするより、しっかり働いて税金などを払った方が残るお金が多くなるときもあります。
ドラッグストアなら短時間の仕事が可能
薬剤師が働く場所として、正社員であれば調剤薬局であったり病院が多くなるでしょう。薬学部を卒業して資格を取った後に就職する時にはそれらの職場を選ぶことも多いです。調剤薬局や病院は正社員で働く人も多いので、職場によっては勤務時間を減らしにくい時もあるかもしれません。
出産や子育てなどを経て仕事を減らしたアルバイトで働くとき、あまり給料が多くなると扶養控除の対象から外れてしまいます。そこで職場としてドラッグストアを選択することを検討してみましょう。
ドラッグストアは曜日指定や時間指定を働く側が選べるときがあり、病院や調剤薬局よりも融通が利きやすいでしょう。収入のコントロールがしやすいかもしれません。