適度に息抜きをする必要もあります
薬剤師の国家資格を得るためには、全国各地の主要都市で年に一回だけ開催される国家試験を受験してそれに合格しなければなりません。ですがその前に準備段階として、薬学部のある大学で6年間という長い間薬学の勉強をしなければなりません。これがなかなか大変な作業です。国公立大学と私立大学の二つのコースがありますが、費用の面から言えば断然国公立大学に軍配が上がります。国公立大学で6年間の大学で350万円ほどの費用がかかります。これに対して私立大学では1200万円ほどの費用がかかるということです。単純に計算しても私立大学の費用は国公立大学の費用の3倍以上となります。
一番大切なことは仕事の達成感です
病院やクリニックなどの医療機関では数多くの人が働いていますがなかでも目につくのが女性の活躍です。病院やクリニックのドクターを中心として活躍できている女性に看護師と薬剤師があります。どちらの国家資格も国家試験に合格しなければなりませんのでなかなか大変です。
看護士の合格率は95%を超えていますが、薬剤師の合格率は平均で75%といったところです。ですから薬剤の資格の方が看護師の資格より難しいということができます。それだけに薬剤の資格を取得できれば、医療と介護のビジネスの世界ではまさに鬼に金棒状態です。
薬の知識の豊富な人たちには、病院や調剤薬局から高額オファーが舞い込むこともしばしばです。しかしながらここに一つだけ注意点があります。そのお仕事はお金だけで判断してはならないということです。あくまでも決めるのは自分ですが、一番大切なことは仕事の達成感です。達成感が大きいような仕事を選ばないと、長続きはしません。
達成感というのは後から自然についてきます
それから大切なのがその仕事が楽しいかどうかです。仕事が楽しいかどうかは無関係であるというような人がいますがそれは違います。仕事が楽しくなければ所詮その仕事は長続きしません。苦しくてもその仕事が楽しければ長続きがします。
そうして自分が気に入った仕事を一生懸命やっているうちに、達成感というのは、後から自然についてきます。そうなればしめたものです。プラスの要因がプラスを招き入れるという、これはプラスのスパイラルということができます。
これは適度に息抜きをする必要もあります
医療や介護のビジネスは意外と疲れます。体力がないともたないようなお仕事です。例えば看護師などを見ていればよく分かるのですが、看護師に夜勤はつきものです。そこそこの体力がないと途中で挫折してしまいます。それだけ夜勤の勤務というものは体力を消耗するものです。
それを補うのが気力です。気力が充実していれば、体が疲れるというようなことは忘れてしまうものです。しかしながらこれは適度に息抜きをする必要もあります。そうしておかないと長い間には体力を消耗して体を壊したりすることがあるからです。
医療関連のビジネスで働く時にはこのことを肝に銘じておかなければなりません。