とても社会的に重要な役割を果たしているのは確か
病院でそのまま薬をもらえるということは少なく、大半は薬局に行って薬を処方してもらうという形になるわけですが薬剤師はあくまで医者が書いた処方箋に基づいて薬を出すということができるという話になります。それでも非常に社会的に重要な職業であるのは間違いないことでしょう。
どんな役割を果たしているのかということ
仕事の役割としてはまず法律で定められている所から見ますと調剤と医薬品の供給その他薬事の衛生を司る者としての役割があります。要するに薬全般を正しく供給したりあるいは説明をすることによってミスのないように使うことができるような指導を行う、ということになります。
薬全般において高い専門性を持つ職業といえるわけです。当然、資格職であり、資格がなければやることはできませんし、名乗ってはいけないタイプの職種となっています。
医療系というのは殆どの場合、こうしたタイプの職となります。
働けるところは種類としては多くないにしても
全国には何十万人もの届出を出している薬剤師の人がいるわけですがそのうち約75%くらいは薬局で働いていたり医療施設で働いています。主に調剤薬局やドラッグストアあるいは病院といったような所で働くということがほとんどになっています。
では、それ以外に働ける所があるのかということですが例えば製薬会社などもその働き口としては存在しています。研究開発ということもありますし営業で薬剤の知識を活かしてみたいなやり方をすることもあります。働き口に困るような職種ではないというのは確かです。
そもそも資格がないとできないですし、有効求人倍率もかなり高いので安心して仕事を探すことができるでしょう。
どんなやりがいがあるのかということ
こうした仕事のやりがいはどこにあるのかと言いますと自分自身が複雑化して重要視されてきているという医療の一端を担うことができると言う部分にあるでしょう。薬に関して言えば使用する患者はあまり詳しいとは言えない状況にあるわけですから患者に正しく医薬品の情報を提供することができるというのは間違いなく社会に貢献できている部分であるといえるでしょう。
そうした部分にやりがいを感じることができる人は多いことでしょう。時には医師に提案するというようなこともあったりします。それほどまでに重要な立ち位置にいる医療従事者の一人ということになれるわけです。