繁華街から住宅街まで幅広く需要があります
最近は正社員として雇うのではなく、時間を決めて働いてもらい、その時間に応じた時間給で給料を支払う雇用形態が多くなってきています。そのため、需要が多いところへ行った方が、雇用条件がよくなるのは間違いありません。
雇用形態の変化に対応する必要がある
かつては終身雇用といって、一度正社員として雇用されたなら、よほどのことがない限り定年まで勤めることができました。けれども今は終身雇用制度は崩壊し、仮に正社員として採用されたとしても、いつ何時、業績不振でリストラが敢行されるかわからない時代です。そんな時代にあっても、時間給が高く設定されている薬剤師なら、働く時間や日数に制限を設けなければそれなりに稼ぐことは可能です。そのためには、さまざまな需要がある街はどこかを探すことが大事で、関西でいうなら大阪が一番の候補であるのは間違いないでしょう。大阪の繁華街には多くの人が集まり、医療機関も多くなっています。その一方で、住宅街も広く開けていて、こちらにも需要があります。
慣れた街で働くという選択肢もいい
薬剤師の資格は持っているけれど、結婚して家事や育児をしなければならないという女性なら、生活圏内にある近くの調剤薬局やドラッグストアに、一日数時間だけという形でパート雇用してもらうのもお勧めです。勤務先は自転車でいける距離にあり、その気になれば歩いてでも大丈夫というところなら、通勤に時間を取られることなく、その分だけ仕事時間に当てられます。早く仕事に入れれば、それだけ早く帰れることにもなりますので、家事や育児と両立したい女性には近くの職場は魅力的でしょう。そうなると、どちらかと言えば多くの人が集まる繁華街よりは、住宅が多く集まる住宅地が勤務先に適しています。
近くの人を求める募集を探すといい
繁華街で働きたい場合には、求人サイトなどを見てたくさんの候補を探すことになりますが、自宅近くで働きたいのであれば、地域の求人募集雑誌などもお勧めです。調剤薬局にしてもドラッグストアにしても、近所から働きに来てくれる人なら、交通費などの経費が浮きますので、できるだけ近くの人を雇用したいと考えていることが多いからです。自宅近くの調剤薬局やドラッグストアなどを覗くと、店に直接求人募集の張り紙がしてあることも多いので、そんなきっかけから仕事先が見つかる可能性も高いでしょう。おそらくどこもパート雇用で、時間や曜日には相談に乗ってくれると思われることから、無理せずに仕事を始められます。