すべてを薬剤のプロに任せっきりにしない
薬剤を創るためには、技術、ノウハウの融合が必要になるでしょう。これによって、レベルの高い創薬力を勝ち得るのではないかと、話題を集めています。しかし、患者さんも自身の病気についてすべて医師や薬剤師に丸投げするのではなく、自らも情報を集めることをするという努力も必要になるのではないでしょうか。新しいものだからこそ、どんな効果効能があり、どんなリスクがあるのかを知ることが必要です。
円滑化するために必ず相談しよう
薬剤のプロいわく、患者さんは自身の病気や治療への意識が極めて低いといいます。知識を高めることにより、医療従事者とのコミュニケーションが円滑化されるのに、それができずに治療も向上していないケースがあとを立たないといいます。
現在、医療機関をはじめ、産業経済の矛先は日本から世界に向けられています。世界中に患者さんがいて、期待に応えるためには、日本で創り出す医薬品を届けるほかにありません。日本人を対象にした治験で効果効能、副作用について十分なデータが取れたとして、それを医師や薬剤師が患者さんに勧めたとして、患者さんは十分な知識を集めることを優先させなければなりません。
いつもと一緒の薬を処方されたとして、もしも、善くも悪くもなっていないのなら、薬の変更を相談すべきでしょう。医療従事者は、新しい物事に関心や視線を向けています。悪くもなっていないのなら、同じ薬を出すだけで点数を稼ぐことができます。
求められるフィールドがたくさんある
病院も決して破綻しないワケではないということを私達も知っておかなければなりません。メディカルスタッフを雇うにも、医療機器を導入するにも、費用がかかります。ですから、利益を得ることも必要になります。保険だけでまかなえるほど、経営・運営は甘くはないようです。
だからこそ、保険適用外という薬などもあるわけです。創り出した医薬品を届けるために、医師監修としてドクターズコスメが展開しているのもその一つ、だからこそ、最近では様々なフィールドで薬剤の知識が求められていますし、求人情報も増えています。
美容の相談にものってくれている
これまでは、医薬品のみに携わってきたものの、医薬部外品にも薬剤のプロが携わり、相談にのってくれる機会が増えています。また、健康相談のみならず、美容の相談にも対応可というケースも増えています。
特に、女性薬剤師によって得られるメリットです。例えば、シミやシワなど、エイジングサインによる悩みを薬に頼りたいと相談することも可能です。製薬会社での知識も持ち合わせているでしょうし、情報が提供されているため、飲む美白成分となる内服薬、塗る美白化粧品となる外用薬などで相談にのってくれます。