国家試験を合格した人の数の変化
薬剤師の国家試験を受験している人の数は、毎年変化しています。開催された年によって合格者の数も異なっていて、例年よりも多くの人が合格した年もありました。ここでは、こうした国家試験に関する情報についてご紹介します。
10000人以上の人が受験している国家試験
薬剤師になることを目指して、毎年多くの人が国家試験を受験しています。国家試験を受験する人の数は年によって差があり、最近は昔と比べて受験者の数が増加しています。1996年における国家試験を受験した人の数はおよそ11900人です。
この中で合格した人の数はおよそ9100人でした。この年は受験した人のうち、76パーセント程度の人が国家試験に合格しています。翌年の1997年は前年よりも受験者の数が少しだけ減少しています。
この年に国家試験を受験した人の数はおよそ11500人でした。この中で試験に合格した人の数はおよそ8700人です。前年よりも受験者の数が400人程度少なくなった分、合格した人の数も400人程度減少しています。
この年における受験者全体の合格者の割合はおよそ75パーセントでした。前年よりも1パーセント程度すくなくなっています。
80パーセントを超えたこともある試験の合格率
薬剤師の国家試験の合格率は、高い時には80パーセント以上だったこともありました。国家試験の合格率が80パーセントを超えたのは2002年のことです。この年の国家試験を受験した人の数は、合計でおよそ11100人でした。
この中でこの年に合格した人の数は、およそ9000人です。翌年の2003年は、さらに合格者の割合が高くなりました。この年の受験者の合計はおよそ10800人で、前年よりも300人程度少なくなりました。この年に合格した人の数はおよそ8800人で、試験を受験した人のうち81パーセント以上の人が試験に合格しています。
これは非常に高い割合で、2000年から2020年に開催されたこの資格の国家試験の中では3番目に高い割合です。
前年よりも下がった2004年の合格率
2004年の国家試験の合格率は、2003年の合格率よりも若干下がりました。この年に国家試験を受けた人の総数はおよそ11000人で、前年の試験よりも少しだけ増加しています。
この中で試験に合格した人の数は、およそ8600人でした。この年の合格率はおよそ78パーセントで前年の国家試験よりも3パーセントほど低くなりました。