薬剤師が仕事中に特に面倒とか大変と感じる時
どんな職業でも働くというのは決して楽ではありません。それぞれの職業で特有の大変さがあります。当然薬剤師も働く上で、自分達にしか分からない大変さを感じる時が多々あります。では具体的にどういう時が大変なのか、いくつかあるので詳しく見ていきましょう。
しつこい営業電話が沢山かかってくる
営業電話が仕事中にかかってきてうんざりするというのが、仕事をやっていて大変な1つです。勤務中にもかかわらず、「不動産を購入しませんか」と営業電話がかかってきます。しかも1回ではなく、1日に何回もです。薬剤師は沢山お金を稼いでいるから買ってくれると考えているのか、とにかくしつこくかかってきます。
こうした営業電話は日常的にかかってくるので、慣れているベテランは話も聞かず軽くあしらったりすぐに切ったりするのですが、よく分かっていない新人は断れずに長電話になってしまい仕事が中断する事になったり、中には断り切れずにアポイントを取ってしまうケースもあります。
その為新人にはこうした営業電話はまともに取り合わず、すぐに電話を切るという事を教えておく事が重要です。
大家族が家族分の処方箋を持ってやってきて大忙し
調剤はミスがあってはいけないので、慎重に行います。しかし沢山の患者さんが来て並びだすと焦ってしまうので、一気に沢山の患者さんが来るというのは避けてほしいというのが本音です。ところが小児科専門のクリニックの近くに調剤薬局を構えていると、たまにですが大家族で処方箋を持ってやってくる事があります。
家族全員で風邪をひいてしまい、それぞれが処方箋を持ってくるので全員分調剤する事になります。薬局内がすいている時間帯なら問題ありませんが、すでに患者さんがいると、一気に混んでしまい待たせる事になってしまうので大変です。
こうしたケースは大病院の近くにある調剤薬局でもたまにあるケースです。患者さんが大量に押し寄せる事がたまにあるので、そうなると薬局側もてんやわんやになってしまいます。定食屋やレストランなら少しぐらい注文したメニューを間違えても何とかなりますが、調剤薬局で薬のミスをしてしまうと大問題になってしまうのでミスは決して許されません。その為慎重にかつスピーディーに調剤をやらなければならないのでかなり大変です。
疑義紹介で医師ともめる事がある
医師からの処方箋で何かしらの疑問点があった時に、医師に対して問い合わせる事を疑義紹介と言います。しかし疑義紹介は「医師が書いた処方箋に間違いがあるのでは」と言っているようなもので、かなり慎重に行わなければ医師ともめる事にもなりかねません。
その為言葉遣いにはかなり気を使わなくてはならないというのが大変です。また病院側に連絡する場合も、受付から看護師そして医師と何重にも段階を踏まないといけない時もあり面倒と感じる時もあります。