幅広い知識を身につける事が大切
薬剤師として活躍したいと考えた時に、多くの人は薬剤や病気の知識を身につけます。ですが、一見すると薬剤に関係ない知識が後になって役立つなんて事もあるのです。そこで、ここでは身につけておくと役立つスキルについて解説します。
英語スキルを身につけておく事も必要
今や、日本は世界中から注目される国の1つと言えます。都市部には海外から多くの観光客が訪れ、職を求めてくる人も多くいます。当然、調剤薬局やドラッグストアにも多くの外国人が訪れます。英語がわからなければ、相手に対して正しい薬の服用方法や副作用について説明ができません。
日常会話だけでなく、医療英語を学んでおくと便利です。専門用語も説明できる医療英語を身につけておくと、的確な表現がスムーズにできます。そして、英語を学ぶ事は自身の成長にも繋がります。英語スキルがあれば、最新の医学情報をチェックする事も可能です。
グローバル化が進む医療の世界だからこそ、英語スキルは必要なのです。
基本操作だけでは効率的ではない
薬剤師には、パソコンスキルも必要。そんな話を聞いた事がありませんか。昔と違い、今は患者のカルテなどの管理にはパソコンは欠かせません。大抵の人は、最低限の知識があれば十分と思っているでしょう。しかし、それだけでは手助けにはなりません。
たとえば、タイピングはできるけれど遅いという人もいます。そうなると、それだけ患者を待たせる事になるのです。日頃から素早いタイピングを心がけるようにしてください。また、正確性も大切です。医療用語というのは、複雑で間違えやすいのが特徴的です。
ちょっとした打ち間違いが、大きな失敗に繋がる恐れもあるのです。パソコンを身に着けたい時には、速くて正確性を意識するといいでしょう。
メンタル部分を意識する事も大切
調剤薬局を訪れるお客さんのなかには、落ち込みやすかったり疑心暗鬼に陥ったりする人もいます。薬剤師というのは、単に薬を出せばいいというわけではありません。患者の様子をじっくり観察し、必要な場合は医師に相談する事も大切です。
また、病に対して不安を抱える人を励ます事も必要です。心理カウンセラーやメンタルヘルス・マネージメントの勉強をしておく事も役立つでしょう。体の不調だけでなく、メンタル面を支える事も大切な役割です。
どんなスキルがあれば、患者の治療を助けてあげられるのか、1度じっくり考えてみる事も大切です。