新人でも楽に勉強を継続することができる方法
薬剤師が仕事をするうえで知っておくべきことは、日々更新されていると言っても言い過ぎではありません。仕事を始めてからも勉強を続けて、自分自身をアップデートし続けなければいけません。学生から社会人に変わった新人にとっては、環境の変化もあって勉強を続けることを難しく感じてしまう場合もあります。仕事をしながらでも、無理なく続けられる方法さえ見つけられれば、勉強の継続が楽になります。
生活の中に組み込んで習慣として勉強を継続する
仕事が終わって疲れている状態で、勉強をするのは精神的にも肉体的にも大きな負担になります。勉強に軸足を置いて生活していた学生時代とは大きな違いです。仕事の忙しさに追われている中で、勉強から遠ざかってしまうこともあります。
そんな事態を避けるためには、勉強を習慣化することが効果的です。日々の生活の中で繰り返すルーティンとして考えることで、意識が大きく変わります。早朝や帰宅直後、あるいは休日の午前中など、時間が確保できる可能性が高いところに組み込めば、習慣化しやすくなります。
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短い隙間時間を有効活用できる勉強法を見つける
社会人の生活の中には、自由に使える短い時間が意外と多く存在しています。勤務先までの通勤電車の中で過ごす時間が典型的な例です。通勤は、行きと帰りで一日二回あります。
お昼の休憩時間が多少余るという人も少なくありません。このように、短い時間でも積み上げていけば、ある程度の長さになります。まとまった時間を確保しなければ勉強できないと考えると、忙しい職場で働いている人は勉強を続けることができません。
机に向かって、姿勢を整えてからでないと勉強できないという人は、社会人になったことを機会に隙間時間の勉強に挑戦してみるのもいいかもしれません。
明確な目標を持つことでモチベーションが維持できる
学生は卒業や国家試験の合格など、明確な目標に向かって勉強します。社会人になると、毎日勉強する理由は一人前の薬剤師になるためと、抽象的な表現で説明されることが多いです。明確な目標に向かってしか勉強したことがない人には、モチベーションのない状態で勉強することになってしまいます。
仕事との両立による負担が大きくなり、継続が難しくなります。そんな時は、資格の取得を目指すと意識が変わります。試験の合格という明確な目標を手に入れることができれば、モチベーションの問題はなくなります。