やりがいのある仕事で将来性が高い
薬剤師を目指している人は、どのような1日の業務スケジュール担っているのかを知っておくと、働くのにイメージしやすいです。ただ薬を患者さんに渡すだけの仕事ではなく、様々な業務をこなしながら経験を積むことでスキルアップができる仕事といえます。
調剤薬局でやっておく最初の準備
調剤薬局での仕事は、出勤をして制服に着替えて作業をすることから始まり、必要な機器の電源を入れたりスケジュール確認をします。店舗内清掃では常に清潔感を心掛けることで、患者さんが気持ちよく通ってもらえるようにしておきます。
またレジの準備も並行してやっていくので、入金やおつりが足りるようにしてお金の管理はとても重要な作業です。朝礼では連絡事項を確認して、来院する患者さんのことなども綿密に話しておくと、スムーズに業務ができるようになります。
午前中の業務が終わると休憩に入ることができますが、患者さんがいなくなってから時間をとることになるので、無駄に出来ません。
薬を調剤しながらコミュニケーションをとる
患者さんが来院すると医師から処方せんを預かってくるので、それをベースに薬の調剤をして渡すことになります。ただ事務的に受け取って作って渡すのではなく、あくまでもコミュニケーションを活かしていくことが大切なことなので、話を聞くことも忘れないようにします。
患者さんの体調も確認することになりますし、薬についての説明なども積極的にやっていくことです。特に病気の種類や薬をとることによって副作用がある場合には、わかりやすく丁寧にしっかりと話をしなくてはいけません。
準備を怠らないことで仕事ができるようになる
午後になると調剤をする作業も続けてやっていきますが、在庫の確認をしながらも明日に備えることもやっていきます。足りないものがあったり、連絡事項を確認していなかったりすると、どうしてもトラブルになるケースが増えてしまいます。
毎日のルーティンをこなすことで薬剤師として活躍ができますが、仕事を丁寧にして怠らないようにするには、常に気を張って仕事をすることが一番です。また院内薬局で働いている人では、チーム医療の一員として医師や看護師と連携を密に取ることになりますので、コミュニケーションの幅が広がってきます。
患者さんでは医師には話しにくいことも薬剤師には話してくることも多く、そういった情報を得ることでミーティングを円滑にすることができます。