コミュニケーション能力を発揮して患者さんに対応
一人で黙々と作業をするイメージもあるお薬の専門家ですが、処方箋を持ってくる常に患者さんとのコミュニケーションも必要になります。お薬のことで頼りのなる存在ですから、患者さんとのやり取りはとても重要な工程、もしもコミュニケーションが苦手でも、笑顔で接することが大切です。
傾聴をしたうえで相手の知りたいことにも答える
現代のビジネスシーンで求められることのひとつがコミュニケーション能力、薬剤師になるならコミュニケーション能力が高い人も向いています。処方箋をもとに調剤をする作業は一人で行いますが、処方箋を持参した患者さんとのやり取りが必須です。
ケガや病気など今どのような症状であるのか、体調やお薬のことで何か不安に感じることはなるかなど、まずは傾聴をする姿勢も必要になってきます。そのうえで医薬品の説明をしますが、専門用語を並び立てたのでは、素人にわかるはずがありません。
子どもにも判るくらいかみ砕いで、わかりやすく説明をしてあげる必要があります。
転職を考えたら条件をピックアップしてみる
最初に調剤薬局に勤務してから転職をするのはよくあること、薬剤師の資格を活かしての転職をするなら、求人の条件を考えてみることです。何を重視するかを考えて、避けたい条件などもピックアップしてみます。
例えば避けたいのは通勤時間が今より長くなることや、前職よりも年収が低い事かもしれません。重視する条件として通勤時間が家から30分以内がいいとか、月収は前の職場よりも高くしたいなどです。正社員で働くかパートなどの時間給で働くかも条件には入れたいこと、年間の取得できる休日などにスポットを当ててみても構いません。
理数系の勉強にも取り組めること
文系や理数系といったそれぞれに得意分野がありますが、薬剤師になるなら理数系の勉強は必須、そのための学力も必要です。社会に出て働くようになると暗算する機会も出てきますし、お薬の力価計算など理数系の学力も必要になってきます。
まだ資格をもたない試験を目指す段階でも、理数系の学びと学力が必要です。最初から理数系が大の苦手だと資格を目指すのが難しくなるかもしれませんが、理数系の勉強が好きな人や、得意ではないけれども取り組める人は問題ありません。
最初こそ理数系の学びに抵抗を感じても、本気で薬剤の専門家になりたいと考えたら、勉強をするのも苦ではなくなります。