収入面での魅力について解説します
薬剤師は医療分野において重要な役割を果たす専門家として、多くの人から尊敬の対象になっています。頼りにされながら仕事ができ、感謝されることも少なくありません。そんな職業ですから目指す価値が十分あると言えますが、収入の面も気になります。仕事内容からモチベーションを得ることは可能ではありますが、収入の面でも魅力があれば尚嬉しいところです。
高収入を得られる職業だと言えます
令和元年の厚生労働省の賃金構造基本統計調査で発表されている平均年収は550万円を超えています。平成30年度の国税庁の民間給与実態統計調査では全業種の平均年収が450万円に満たない数字になっています。年収の平均値を比較すれば収入が高い業種ということになります。
遣り甲斐の面だけでなく収入の面でも魅力のある業種だと言えます。
資格の上乗せで収入を増やすことが出来ます
平均的に収入が高い業種ではありますが、更に増やしたい場合でも、その方法はさまざまなものがあります。国家資格を取得してからキャリアが始まることになるのですが、仕事を始めた後でも更に資格を上乗せしていく方法があります。
認定薬剤師と呼ばれる資格や専門薬剤師と呼ばれるものなどがあり、仕事をしながら研修などを受けることで取得することが出来ます。日々の仕事に従事するなかで、能力の高まりを感じながら取得できますので、仕事をするうえでのやる気を掻き立ててくれる効果も期待できます。
資格を取得すれば資格手当が用意されていることも多く、収入の増加が期待できます。周囲の人から認められることや、自分自身の向上を感じながら収入アップを実現できますので大変魅力的です。
収入の高い職場を選んで働くことも可能です
たくさんの職場が用意されている業種でもあります。新薬の研究所やドラッグストアなど仕事内容も多岐にわたり、収入の面でも違いがあります。中には比較的高収入が得られると言われているところもあり、収入の面を優先して職場を選択することも出来ます。
仕事を単純に収入だけで選ぶと後悔するのではないかと考える人もいるかもしれませんが、どんな職場でも薬学の知識を必要とする専門家としての仕事です。学んできたことや経験してきたことが無駄になることは無く、遣り甲斐を失うことを心配する必要はありません。
多くの職場が働ける場所として用意されていて、その中に収入の高い職場もある事は大きな魅力です。