一部の単位が認定されて編入が可能
薬剤師になる為には必ず大学の薬学部に入学し、国家資格を受験しなければなりませんが、高専からいっても大丈夫か迷う人も少なくありません。基本的にどんなルートでも本人の努力があればいくことは可能ですが、いくまえに知っておいたほうがいいことがあるので参考にしてください。
高校から大学にいくだけが薬学部への道ではない
基本的に現代日本では、大学の6年生薬学部を卒業し、国家試験に合格することで、始めて薬剤師として認められます。しかし、高校から直接大学進学で薬学部に通わなくても、他学部や社会人からでも薬学部に通うことは可能です。
他学部や社会人入学の場合、以前通っていた大学や大学院、高専で取得した単位によって、編入する可能性がたかいので、改めて6年間大学に通わなくても可能です。一部の単位は振り分けができる可能性もあるため、授業内容や学校ごとのカリキュラムによって振りわけられる部分、異なる部分は総務に確認しましょう。
ある程度の学科で振り分けができると、薬学を学ぶ時に多少の単位が見込める為、便利です。
大学に応じて異なるから確認しよう
全ての大学で編入制度を導入しているわけではなく、一部の大学で編入が可能となっている為、どの大学で編入制度を採用しているのか、あらかじめスマートフォンで確認しましょう。編入せいを受け付けている大学に関しては、ある程度受験情報サイトをはじめとして、大学情報サイトにも掲載していることが少なくありません。
大学の中には編入不可能なところもある為、早めに情報を集め、受験に備えたほうがいいでしょう。情報をすばやく活用し、受験対策を行うことが編入のもっとも大切な部分といえます。なお、編入する場合、大学や現在受けている学部によって異なりますが、単位の認定数に応じて2年あるいは3年に編入することが少なくありません。
学校によって規定が異なるため確認を
学校によって対応は異なりますが、基本的に大学の中でも国公立は高専からの編入を受け付けていません。私立の学校が受け付けていることが多く、事前に学校によって試験内容や、募集要項が異なるので注意しましょう。
学部によって認定される単位が異なるため、学部で受けている授業を確認し、役立つか事前に問い合わせてください。学費に関しては私立のところがほとんどなので、奨学金を支払って通う人も少なくありません。どの程度の奨学金が利用できるのか、ある程度確認してから受験を行うことが重要です。
編入によって6年間受けなければならないカリキュラムが短縮され、薬剤師への近道となりますが、しっかり勉強して周囲に追いつけることが大切と言えます。