薬の調合をする人は現在不足しており募集が多いです
団塊の世代が退職年齢になりたくさんの人が定年になっています。その関係で薬剤師もかなりの人が定年になり、結果として現在この職種の人は絶対数が足りないわけです。したがってこの職種の人は現在募集が多く、売り手市場になっています。
高齢者が多いので薬へのニーズも上がっています
これから高齢化社会になりますが、高齢者が増えると言うことは薬の需要が上がることを意味します。と言うことから考えるとこれからまだこの職種の人の需要はかなりあると考えられます。しかしこの職種の人に多少不安があるのは、薬学部を置く大学がかなり増えたことです。
薬学部を置く大学が増えると結果としてこの職種の人が増えることになりますから将来的にはこの職種に対してのニーズが減る可能性が強いと言うことです。しかも少子化になっていますから団塊の世代が亡くなれば、その後はかなり人口が減ることになるわけです。
そこまでのことを考えると、この職種の売り手市場である状態はいずれは解消されて、買い手市場になる可能性が考えられます。
早い目に転職をして長く勤めるのがいいです
将来的にこの職種の人の求人は減ると言うことが想像されるから、求人の多い今の内に長く勤めることが出来る職場を見つけるのがいいと思われます。薬学部が増えている関係でいずれはこの職種の人が増えることが分かっているのですからそれに対する対策を考えておく方がいいわけです。
女子の場合は結婚を機に離職する人が多いですが、今は子供の手が離れてからでもすぐに仕事が見つかる状態です。しかしこれも将来的にはアルバイト需要が減る可能性があるわけで、そのことを考えると結婚して気楽に気持ちで離職するのは考えた方がいい時代になりそうです。
女子の場合、この職種の資格を取る人は結婚後も働けて家計を助けることが出来ることを前提にしている可能性が強いです。
いい職場が見つかれば長く居ることが得策です
今の募集の多い間にいい職場を見つけて転職をしておけば、将来的に薬剤師が余る時代が来ても不安に感じることはないです。正社員をわけもなく解雇にすることはできないはずですから、そのまま働き続けることが出来るはずです。
今は求人が多いですから気楽な気持ちで職場を辞める人が多いと思われますが、将来的なことを考えるとそれは止めた方がいいと思われます。間違いなく新しい薬剤師の数は増えますが、定年になる人の数が高齢者が多い関係で多いわけです。
その関係で新しい人が増えても資格を持った人がたくさん定年になり続けているわけです。したがってどのぐらいからこの職種の人が余り始めるか予想がつきにくいですが、いずれ余り始めるのは理論的に考えて間違いないです。