条件をしっかりと確認し、法律違反しないようにする
様々な事情で薬剤師の仕事を辞めてしまったものの、空いた時間を使って1日や決まった期間だけ働きたいと考えている方が多くいます。そこで今回は、そんな求人情報の探し方や気を付けるべき点に関して記載していきます。
そもそも単発とはどういった状態なのか
そもそも単発とはどういった条件のものなのでしょうか。単発派遣とは、最短1日や決められた期間だけ働くといった特殊な労働形態です。単発派遣で働く場合、雇用主は薬局等ではなく派遣会社が雇用主となります。そのため給料の支払いや保険、更には福利厚生とは薬局側の従業員のものではなく派遣会社側のものとなるので注意しましょう。
そんな派遣に関してですが、2012年の労働者派遣法の改正によって30日以内の短期労働が原則禁止となってしまいました。しかし、今でも短期の求人があるのは、ある条件を満たしていれば短期間の労働であっても働くことが出来るからです。
その条件とはどういったものなのでしょうか。
4つの条件の1つを満たしていればよい
ある条件には4つの条件があります。その条件の中から1つでも満たしていれば短期で働くことが出来ます。4つの条件の内容は、年齢が60歳以上・本業の収入が500万円以上・学校教育法の学生又は生徒・世帯収入が500万円以上、この4つとなっています。
この条件の中から1つでも満たしていれば短期で働くことが出来ますが、逆に言ってしまえばどの条件も適していなければ薬剤師の単発の仕事をすることが出来ません。万が一条件を満たしていないのにも関わらず単発で働いた場合、法律違反となってしまうため注意を払う必要があります。
では条件を満たしているので単発で働きたい方は、どのように求人を探せばよいのでしょうか。
必ず派遣会社に登録する必要がある
単発派遣の求人情報を探したいと考えた場合、派遣会社が雇用主となるため必ず派遣会社に登録する必要があります。良い条件で安心して働くことが出来る派遣会社に登録することが出来る業者は、インターネットを使えば簡単に探し出すことが出来ます。
というのも、インターネット上には様々な情報が溢れており、そんな情報の中には各派遣業者の口コミ情報等が掲載されています。その口コミ情報を活用しながら評判の良い業者を利用しましょう。そして評判の良い業者の派遣スタッフとして、単発で働き、空いた時間を有効に活用し、収入を得てみましょう。
単発で働きたい方は必ず派遣会社に登録する必要があるため、忘れずに登録しましょう。