失敗しない為に知っておくべき注意点とは
薬剤師は資格が必要な仕事になりますので、引く手あまたではありますが、それでも面接官はきちんとその人の人格を見ています。転職時のポイントをきちんと押さえて、失敗しないように気を付けるには、どうしたら良いのでしょうか。
やりたい仕事や将来像を明確にしよう
お給料をとにかくアップさせたいからといって、そればかりを優先して職場を探してはいませんか。確かにキャリアアップをするのであれば、それに合わせて収入をアップさせたいと考えるのは普通の事です。ですが、自分自身の棚卸がきちんと出来ていませんと、やりたい仕事や将来像が明確になりません。
そんな状態で面接を受けたとしても、面接官の印象は悪くなってしまいますので、当然なかなか内定をもらう事は出来ないでしょう。万が一上手に仕事が決まったとしても、新しい職場でやりがいを見つける事が出来ずに、結局また、短期間で仕事を辞めてしまう可能性もあります。
ですので、十分に気を付けましょう。
最初に言っていた事と異なるのを避けるために
転職をする際には、キャリアコンサルタントを付ける事がおすすめです。その理由は、実際に面接で言っていた事と、実際に会社に入ってみたら全く業務内容が異なっていたといったような事を避けるためです。面接時に面接官が嘘をついているといったようなことは、当然ですが判断をする事は出来ません。
ですので、希望をしている会社の内情などを詳しく知るためにも、事前にキャリアコンサルタントの話を聞く事は非常に大切になります。また、キャリアコンサルタントは、内定をもらって会社に入った後も、手厚くフォローしてくれますので、第三者を使ってしっかりと下調べをしてから会社を決めるようにしましょう。
自分のスキルを見極めて仕事を探す
薬剤師の中には、結婚をして出産、子育てとブランクが空いてしまう女性も沢山います。そして、復帰をする際に、大きな薬局や総合病院などを決めてしまいますと、仕事で求められるスキルが高すぎて、失敗する可能性があります。
そうすると、家に帰ってからも忙しいのに、毎日の業務をこなすのに精いっぱいになってしまい、精神的に苦労する可能性があります。そうならない為にも、情報はきちんと集めて、会社ではどんな人材を求めているのか、どんなスキルを持っていると良いのかというのを十分にチェックしておきましょう。
特にブランクがある場合には、職場の雰囲気が落ち着いていて、ブランク歓迎だという所が良いでしょう。