詳しく知れば分かる薬剤師の必要性
2017年08月11日
調剤薬局で働く薬剤師は、自分で考えて薬の処方ができるわけではありません。医師の指示通りに薬を処方しているにすぎないわけです。ですから、世の中には薬剤師は必要ないという方も大勢います。医師の指示通りに出しているなら、何も難しい勉強をして資格を取得する必要はないというわけです。
ただ、医師の判断も絶対ではありません。誰かがチェックをして、間違っているならそれを指摘しなければいけません。薬剤師には、その役割が任されているのだと考えれば、不要論を押し通すことは難しくなります。また、ドラッグストアなどでは、商品に関しての説明を誰かがしなければいけません。
その薬を作ったメーカーの人が各ドラッグストアに配備されるならまだしも、そうはなっていない世の中では薬に関して詳しい知識を持つ人は必須です。ドラッグストアに売っているような薬であっても、使い方を間違えれば毒になることもあります。
国民の健康や安全を守るために、薬のスペシャリストは絶対に必要になるわけです。これからも、この状況は変わらないことでしょう。人工知能やロボットが登場してきましたが、薬のスペシャリストの重要性は変わることがありません。
将来も明るいはずです。