薬剤師の年収を大幅にアップするためのやり方
薬剤師は、他学部の学士が一般サラリーマンとして就職して得られる年収と比べて、新卒から高年収を稼げる職種であると言えます。ドラッグストアや調剤薬局では、専門職として設置が義務付けられており、高給を支払ってでも入社して欲しいと考えるからです。
新卒の段階から有資格者の給与水準は高いケースが多く優遇されていることも少なくありません。さらに、店舗の管理者になったり、公的機関から認定されることで、より責任のある仕事を任せられるようになり、年収アップがしやすくなります。
しかし、２０１５年の厚労省の発表では、平均年収は５００万円の半ばであり、責任ある役職に就いたとしても、この金額にプラスアルファされる位が限界となります。そこで、さらなる年収アップを狙う別のアプローチを検討してみましょう。
一般サラリーマンが想定する高年収の目安が１０００万円だとします。課長から部長級の年収クラスになりますので、高年収と判断する金額といては妥当な線と考えています。薬剤師の資格を持っているところからスタートして、年収１０００万円を達成するためには、どんなことをすれば良いかを以下で考えてみます。
例えば、製薬会社のＭＲとして働くならば、実績しだいでは１０００万超えの年収を達成している人はいるようです。薬学系の国家資格を所有していることは、大きなアドバンテージとなります、研鑽を怠らず高みを目指すことでチャンスが生まれてくるでしょう。
別の方法としては、薬局に勤めるのではなく、薬局そのものを経営することを提案できます。経営や組織をマネジメントする能力が必要となりますが、日々の勤務を通じて経営に必要な知識やノウハウを身につけておくことでチャンスが出てきます。
最後に年収面で優遇される機会が多いドラッグストア勤務での、一例を考察してみます。管理者からさらに上のレベルとなるエリアマネージャー以上の役職に就くと、年収１０００万超えも夢ではありません。