人手不足状態は続き新しい分野での活躍もある
2017年12月06日
これからどんどん少子高齢化が進むとされます。となると、福祉、医療関係はますますサービスの提供が必要になり、人材不足が出てくる可能性があります。医師、看護師を始めとした医療従事者は人不足とされ、海外からのなり手を募集する取り組みもあります。福祉業界も同じです。薬剤師は医療重視者の一つになり、現状はどうかでしょう。元々は病院での勤務が多かったとされていますが、最近は医薬分業が進み調剤薬局での勤務が増えています。医薬分業はまだ完全には行われておらず、これからも進めば不足が続く可能性があります。その他ドラッグストアやスーパーなどにおける求人が多くなっています。いろいろなところで簡単に薬を買える環境が求められれば、その分資格を持っている人を配置する必要が出てきます。今はまだスーパーに一人などは無理ですが、求められればより人材不足が進むかもしれません。資格保有者としては働く場所の選択肢が増えていくでしょう。将来性として、これまでの病院での役割も変わってきそうです。どちらかといえば、医師の補助的な役割が強かったですが、より専門的な知識を持った人が求められています。重い病気では投薬治療を行うこともあり、その時に医師の知識だけでは足りないこともあります。通常の国家資格以外に専門資格を取得すれば、病院などでより高度な知識を利用した仕事が可能になります。調剤薬局などよりもやりがいがある仕事や、給料がアップする仕事が増えてくるかもしれません。