合格率そのものは高めだが簡単ではない
合格率だけを見ると60パーセントから80パーセントなので多くの人が合格します。しかし卒業試験に合格できない人もいるので、卒業するのに苦労するとされています。大学の授業だけで対策をするのが難しく、予備校などを利用しないと合格が難しいです。
合格率自体は60パーセント以上ある
国家資格を取得するとき、国家試験を受けて合格しないといけない場合があります。資格にもいろいろあり、誰でも受けられるものや、一定の学歴があれば受けられるもの、所定の大学などで一定の課程を修了しないと受験資格が得られないものなどがあります。
薬剤師も国家資格で、医療関係の資格の中では難しい資格になります。難易度としては、合格率は60パーセント以上あるとされています。司法試験などは法科大学院を卒業している人でも50パーセント以下ですからそれらと比べると簡単そうに感じます。
ただ、こちらは一定の課程の履修を前提としているので、本来なら受ける人のほとんどが合格してもおかしくありません。その意味では難しいと言えるかもしれません。
単純に合格率だけで測ることができない
薬剤師になるには国家試験に合格をしないといけません。受験資格を得るのが大変で、所定の大学の薬学部の6年制を修了する必要があります。各大学の合格率を見ると、100パーセントの大学もあれば90パーセント後半から80パーセントやそれ以下の大学もあります。
大学によって優秀な生徒の数が異なるように見えます。難易度を見る時、単純に試験の合格率だけを見てはいけないとされています。それは、各大学での卒業試験が事前に行われているからです。
試験の合格率はあくまでも卒業して受験をした人に対してで、その学年で卒業できなかった人もいます。100パーセントの大学は、合格の可能性の高い人のみを卒業させるなどしている可能性があるため、一概には言えません。
大学の他に予備校に通う学生もいる
薬剤師になるには、6年制の薬学部を卒業して国家試験の受験資格を得、それに合格する必要があります。医学系の資格は、医師や看護師など修了した人に対してはある程度合格者が出るようになっています。一般人からするとなるのは大変ですが、受験生からするとそれほど難しいわけではありません。
しかしこちらは薬学部を卒業するだけでは不十分な場合があるとされます。難易度が高いために専門の予備校に通う生徒がいるとされています。大学受験の予備校ではなく、試験対策用の予備校があります。
卒業年次に学校の授業と並行して受けるようで、そこまでしないと確実に合格することができないとされます。大学の中には対策をしてくれるところもあるようです。